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ペルソナ定義

ステータス: 未検証ドラフト(2026-04-15 起案) 目的: 画面設計・機能優先順位の初期仮説として、代表的な利用者像を仮置きする。実在個人ではなく、議事録・営業知見から構築した合成ペルソナ。 注意: 外国人実習生をステレオタイプ化しないため、能力や行動の決めつけは避け、環境・制約・目的を中心に記述する。

検証ステータス(重要)

本ペルソナはインタビュー未検証である。以下の前提で扱う:

  • 優先順位判断の一次根拠としては用いない。画面設計の初期叩き台まで
  • 設計フェーズ M1 内で、P1〜P5 それぞれに対し最低3名のインタビューを実施して検証する
  • 検証結果で差分が出た場合は本ドキュメントを改訂し、関連する画面設計・要件 issue を再評価する

評価利用の統制要件

本アプリが扱う学習ログを、P3(研修責任者)・P4(企業採用担当)・P5(SO機関マネージャー)が評価・採否判断へ接続する場合、以下の統制を前提とする(詳細は requirements.md §3.4 と G1〜G5 ゲート、および auth-rbac.md で正式化)。

  • 目的外利用の禁止:学習ログは「学習支援」と「採用判断の補助情報」以外に用いない旨を契約・UIで明示
  • 差別防止:国籍・性別・年齢・宗教等のセンシティブ属性とスコアの組合せ分析を禁止
  • 説明責任:評価指標の算出根拠・利用目的を学習者本人に開示する
  • 異議申立:学習者が自己の指標に対し異議申立できる導線を提供
  • 生ログ非開示:P4 には原則として集計/要約のみ開示(requirements.md §3.4.2 準拠)
  • 契約外権利者への漏出防止:P4 の閲覧履歴は監査ログで追跡

P1. 学習者(実習生): グエンさん

  • 年齢: 22歳
  • 国籍 / 居住: ベトナム ハノイ近郊(M1想定)
  • 現在のステータス: 送出し機関で研修開始3ヶ月目
  • 日本語レベル: N5取得済 → N4 学習中
  • 利用デバイス: Android スマホ(中〜低速回線が中心)、PC は研修所のみ
  • 1日の学習時間(想定): 平日2〜3時間、週末4時間

ジョブ(Jobs To Be Done)

  • 今日やるべき学習内容を迷わず開始したい
  • 自分の伸びを自分で確認し、研修期間中のモチベーションを保ちたい
  • 動画や単語で分からなかった箇所に印を付けて、後で講師に質問したい

痛み(Pains)

  • 何から手を付ければいいか毎回迷う
  • ネットが遅い時間帯に動画が止まる
  • 紙のテストでは自分の弱点が分からない

得たいゲイン(Gains)

  • 毎日「今日やるタスク」がスマホで明示される
  • 単語の習得状況・動画視聴状況が自分で見える
  • 努力した過程が、後で企業側にも伝わると安心できる

使用シーン(代表)

  • 朝の研修開始前:今日のタスクを確認
  • 移動中:単語クイズを短時間で回す
  • 夜:動画を1本見てクイズを受ける

P2. 学習管理者: ヒエンさん(ベトナム側 日本語講師)

  • 年齢: 31歳
  • 所属: 送出し機関付属の日本語学校
  • 担当人数: 20〜40名の実習生
  • 利用デバイス: PC が中心、モバイルも使用
  • 日本語力: N1 相当
  • 情報システム経験: 一般的なクラウドサービス利用は可能、開発者ではない

ジョブ

  • クラス全体と個別学習者の進捗をひと目で把握したい
  • 躓いている学習者を早期に発見して個別指導に回したい
  • 試験結果を入力・集計し、送出し機関内部の報告に使いたい

痛み

  • 現行は Excel 個別管理で、人数が増えると破綻する
  • 自己申告の学習時間と実態が一致しない実感があるが、客観データが出せない
  • 報告資料作成に時間がかかる

得たいゲイン

  • 全員の進捗をダッシュボードで俯瞰
  • 単語習得率や学習時間の客観指標で個別面談の材料が持てる
  • レポート出力で資料作成を短縮

P3. 研修責任者: 山田さん(日本側 受入研修担当)

  • 年齢: 45歳
  • 所属: 受入企業または 共同組合の研修担当
  • 担当人数: 10〜30名(入社後1ヶ月研修)
  • 利用デバイス: PC
  • 関心: 現地3ヶ月研修と入社後1ヶ月研修のカリキュラム連動

ジョブ

  • 来日前に、各実習生がどこまで学んだかを引き継ぎたい
  • 入社後研修は「足りない部分の補強」に絞りたい
  • 実習生の学習姿勢を見て、配属や指導方針を決めたい

痛み

  • 現地の学習成果が引き継がれず、最初からやり直しになる
  • 評価基準が属人的で、他拠点と比較できない

得たいゲイン

  • 現地側と同じ画面で学習履歴を閲覧できる
  • 個別の強み弱みが単語・テスト・学習時間でわかる

P4. 企業採用担当: 佐藤さん

  • 年齢: 38歳
  • 所属: 中堅製造業の人事
  • 役割: 実習生候補者の書類選考〜面接調整
  • 利用デバイス: PC
  • 意思決定: 現場管理者・役員への提案を含む

ジョブ

  • 候補者の学習姿勢と日本語力を短時間で把握したい
  • 候補者Aと候補者Bを比較したい
  • 根拠ある資料で現場/経営に提案したい

痛み

  • 試験成績だけでは「本人の努力」が見えない
  • 送出し機関ごとのフォーマットがバラバラ

得たいゲイン

  • JLPT・単語・学習時間・テスト推移を要約で見られる
  • 候補者比較が並べて出来る
  • 報告用PDFが出せる

制約・倫理配慮(重要)

  • 候補者の学習生ログ(視聴秒数・クイズ単問回答など)は閲覧不要
  • 学習行動の一貫性スコアは参考情報であり、単独での採否判断には使わないことを許諾する

P5. 送出し機関マネージャー: チャウさん

  • 年齢: 40歳
  • 所属: 送出し機関 運営側
  • 役割: 複数の日本語クラス・研修期を管理、受入企業とのリレーション
  • 関心: 受入企業への提出資料品質、学習者数のスケール、現場講師の負荷

ジョブ

  • 研修期ごとの成果をまとめて受入企業に提示したい
  • 講師の運用負荷を下げたい
  • 卒業生の日本側評価をフィードバックとして取り込みたい

痛み

  • 受入企業からの要望が機関ごとに標準化されていない
  • 運営データが散在

得たいゲイン

  • クラス×期別のレポート自動生成
  • 受入企業との情報共有を標準化

ペルソナ × 主要機能 マッピング(概略)

機能P1 学習者P2 講師P3 研修責任者P4 採用担当P5 SO機関Mgr
今日のタスク---
単語クイズ / 動画---
マイページ----
学習者一覧--
進捗グラフ(個別)-△ 要約
単語習得率ダッシュボード-△ 要約
一貫性ビュー-△ 要約(制限付き)
試験成績管理-△ 閲覧
カリキュラム管理--
候補者レポート-

凡例: ◎ 主要ユーザー / ○ 副次ユーザー / △ 要約開示 / - 利用しない

未確定事項

  • P3 と P5 は業務範囲で重なる場合があり、統合ロールの検討要(ビジネス側確認)
  • 既存顧客インタビューによるペルソナ検証が未実施。M2 着手前にインタビュー実施必須
  • P1 のベトナム語リテラシー・スマホ利用実態はさらに定量調査が必要

改訂履歴

  • 2026-04-15: 初版ドラフト作成

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